長谷中学校くろゆり祭 伝統芸能を披露
伊那市の長谷中学校では第50回くろゆり祭が行われ、生徒たちが地域に伝わる伝統芸能を披露しました。 伝統芸能について披露したグループは、長谷地域に伝わるざんざ節ときんにょんにょを発表しました。 長谷中では地域に根差した学習を入野谷学習と呼んでいて学年の枠を超え3つの講座に分かれて体験学習を5月から行ってきました。 太鼓に三味線、唄に踊り全てを生徒達で行いました。 ざんざ節は江戸時代の流行歌で馬に荷物を乗せて運ぶ時に歌われたといわれています。 きんにょんにょは、長谷の入野谷で歌い踊られてきたものだということです。 生徒たちは、ざんざ節保存会のメンバーから指導を受け練習してきたということで、息の合った踊りを披露していました。 食文化について学習したグループは、郷土食のおやきや地域で栽培されている雑穀を使ったクッキーづくりの感想などを発表しました。 教室には学年ごと、授業で取り組んだ工作や書道作品が展示されていました。