信州そば発祥の地伊那 そば振興会発足
信州そば発祥の地伊那をPRしようと、伊那市内のそば店やそば打ち愛好者、生産者の有志が、7日夜、そば振興会を発足させました。 この日は伊那市役所で設立総会が開かれ、そば店の店主や、愛好会の代表など18人が出席しました。 会長には、発起人の一人で高遠そばの会の飯島進さんが選ばれました。 飯島会長は「伊那に来てもらっておいしいそばを食べてもらいたいという気持ちは同じ。そば店、愛好会、生産者が一体となって盛り上げていく会にしていきたい」と挨拶しました。 総会ではほかに、会の名前を、「信州そば発祥の地 伊那 そば振興会」とすることや会則などが決まりました。 5週連続のそばイベントが市内で開催されるなど、官民挙げての取り組みがされる中、 振興会は、「信州そば発祥の地 伊那」のブランドイメージを確立させようと発足しました。 会ではそばの品質向上や、伊那固有の玄そば在来品種の復興などに取り組んでいきたいとしています。 会員からは、「地元産の原材料を確保するのが難しい。流通システムを確立してほしい」「駅前で観光客がそばを食べられるような店があるといい」などの意見が出されていました。 振興会には、そば店や愛好会など、26の店舗や団体が加盟することになっています。 また、総会では、今月18日から始まる5週連続のそばイベントのスタンプラリーについて報告されました。 スタンプを集めると、市内のそば店で飲食すると抽選で5000円分の食事券などが当たります。