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箕輪町郷土博物館の電気機関車ED19を模型に

東京の鉄道模型専門店ムサシノモデルが企画

箕輪町郷土博物館の電気機関車ED19を模型に

東京の鉄道模型専門店、ムサシノモデルは、箕輪町郷土博物館にある電気機関車ED19を忠実に再現した模型を製作するため、部品の測定や写真撮影を15日に行いました。 ムサシノモデルの茂木喜順社長ら4人が箕輪町郷土博物館を訪れ、ED19の部品の長さを測る作業や写真撮影を行いました。 45分の1と80分の1の2つのサイズの模型を作ります。 設計図の残っていない車両を忠実に再現するため、人の入れない所はカメラを差し入れて写真で確認します。 大正15年に製造されたED19はアメリカから輸入された電気機関車で、昭和35年から15年間飯田線を走っていました。国内に6台あったという事ですが残っているのはこの車両のみです。 ムサシノモデルによりますと過去50年間で4社ほどが模型を作っている人気の車種だという事で、茂木社長は「どのメーカーよりも緻密で再現性の高いものを作りたい」と意気込んでいます。 ムサシノモデルでは、早ければ再来年の始め頃に模型を完成させ販売を始めたいとしています。 1台40万円ほどの価格設定で、箕輪町郷土博物館に1台寄贈する予定です。

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