上伊那医師会附属准看護学院で戴帽式
1年生36人が看護の道への決意新たに
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で、21日に戴帽式が行われ、半年間の基礎的な学習を終えた1年生が、看護の道への誓いを新たにしました。 戴帽式を迎えたのは、今年4月に入学した1年生です。 上伊那を中心とした18歳から50代前半までの36人です。 戴帽式は、半年間基礎教科を学んだ学生たちを准看護学生として認める儀式として、毎年この時期に行われています。 学生らは、ナースキャップをかぶせてもらうと、ナイチンゲールの像に灯された火を一人ひとり受け取りました。 全員が受け取ると、看護の精神が謳われた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。 学生を代表して辰野町の原明日華さんは「半年間の学習で、看護の奥深さと厳しさ、責任の重さを実感した。初心を忘れず努力を重ねます」と謝辞を述べました。 1年生は来年2月から伊那中央病院、昭和伊南総合病院、辰野病院で実習を行う事になっています。