小規模事業者の融資資金の貸し出しが1億円突破
商工会を通じて小規模事業所に貸し出す国の「小企業等経営改善融資資金」で、宮田村商工会関係分の本年度融資額が1億円を突破した。商工会議所を除き上伊那郡下トップ。設備投資に7割が使われており、「仕事量の増大に伴う設備の更新などで、前向きな融資が多くなっている」と同商工会は説明している。
15日現在の融資額は1億670万円。24事業所が利用した。
うち設備投資が6940万円、運転資金が3730万円だった。
同融資は1973年に制度化。従業員数が20人以下の小規模事業所が対象で、商工会の経営指導を受けた場合に利用できる。
「金利は1・55%で無担保、無保証と他の融資よりも優遇されている」と同商工会。チラシなどを使って積極的にPRも展開し、かつてない早いペースで1億円を突破した。