パンセの会 チャリティ映画上映会 31日に
午前は「バケモノの子」午後は「おかあさんの木」
重度身体障がい者やその家族などでつくるNPO法人パンセの会は、グループホーム建設の資金にあてようと、31日に、チャリティの映画上映会を開きます。 上映会は、31日(土)に、伊那市の旭座で開かれます。 午前10時から、細田守監督作品で「バケモノの子」、午後2時から磯村一路監督作品の「おかあさんの木」を上映します。 パンセの会では、重度身体障がい者のグループホーム建設を目指しています。 2012年から本格的に資金集めをはじめ、映画上映会などを開いて活動資金を積み立てています。 建設の補助金を県に申請し審査も通ったということですが、国の方針転換により、補助財源が大幅に削減され、今年度、パンセの会への補助は予算計上されませんでした。 県からの補助は白紙に戻りましたが、会では、当事者や家族から資金を集めたり、借り入れ金を財源に、建設にむけ準備を進めています。 しかし目標額の3000万円には程遠い額しか集まっていません。 チャリティ上映会は、その建設費用に充てようと行っていて4年目です。 イベントなどが重なったせいか、今年はチケットの売れ行きが心配だということで、パンセの会では多くの来場を呼び掛けていました。 チャリティ上映会は31日(土)に伊那市の旭座で開かれ、料金は一人千円となっています。