伊那谷ゆかりの日本画家 秀畝・芝田・孝坪・微笑作品展
伊那谷ゆかりの日本画家、池上秀畝・小坂芝田・江崎孝坪・登内微笑の作品展が24日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、4人の日本画家の作品65点が並んでいます。 作品はすべて、伊那市を中心に上伊那地域の個人が所蔵しているものです。 明治7年高遠町生まれの池上秀畝は山水や花鳥図を得意とし、中央の文展や帝展で活躍しました。 明治5年小沢生まれの小坂芝田は、中国の南宋画に写実的要素を取り入れた作品を生み出しました。 明治37年高遠町生まれの江崎孝坪は歴史人物画などを描き、小説の挿絵・装丁などで活躍しました。 明治24年東京生まれで幼少期を手良で過ごした登内微笑は、帝展などで活躍する傍ら京都で襖絵の復元模写に従事しました。 この作品展は、地域の作家の作品を広く一般に見てもらおうと伊那文化会館が開きました。 この作品展は、11月15日(日)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。