特殊詐欺被害3件防ぎ セブンイレブン伊那狐島店に感謝状
9月から10月にかけて3件の特殊詐欺を未然に防いだとして、伊那市のセブンイレブン伊那狐島店に26日、感謝状が贈られました。 この日は伊那警察署で特殊詐欺被害抑止緊急対策会議が開かれ、会議の冒頭で、セブンイレブン狐島店の原誠オーナーと細田栄聖店長に内川政澄署長から感謝状が手渡されました。 セブンイレブン伊那狐島店では、9月から10月までに3件の特殊詐欺被害を未然に防いだということです。 3件はいずれも、市内在住の男性が、高額な電子マネーを購入しようと店に訪れたところ、細田店長やパート従業員の女性が伊那警察署に相談するように促したものです。 男性客は、それぞれ購入方法に迷っていたり買った電子マネーに記載されていた番号をFAXで送ろうとしていたということです。 原オーナーは「今後も従業員としっかり話し合い被害者が出ないように努めたい」と話していました。 緊急対策会議には管内のコンビニエンスストアの店長など13人が参加し、コンビニの機械を使った特殊詐欺被害の手口などの説明を聞きました。 伊那警察署によりますと、コンビニで支払う電子マネーを使った詐欺は今年に入って増加傾向にあり、今後も様々な手口が予想されるため、引き続き各店舗に詐欺被害防止の協力を求めていくということです。