伊澤修二記念音楽祭 功績を顕彰
伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の功績をたたえる「伊澤修二記念音楽祭」が、31日、高遠町文化体育館などで開かれました。 音楽祭は、高遠藩出身で日本の音楽教育の基礎を確立したとされる伊澤修二の功績を顕彰しようと、東京芸術大学の創立百周年にあたる昭和62年にから毎年開かれていて、今年で29回を数えます。 高遠町文化体育館で行われた第一部では、東京芸術大学から指導を受けた高遠小と高遠北小学校の児童が音楽劇を披露しました。 他に、初参加となる長谷小学校の全校児童75人は、讃歌―長谷を歌いました。 高遠中学校の生徒は、伊澤修二が大正6年に作詞し平成21年に当時の教頭が作曲した仰望を歌いました。
合同演奏では240人による迫力の演奏
伊那文化会館で開かれた第二部では、公募で集まった伊澤修二記念音楽祭合唱団と学生オーケストラとの合同演奏が行われ、総勢およそ240人による迫力ある演奏が響いていました。 音楽祭の模様は、11月7日から伊那ケーブルテレビ(12ch)で放送します。 第一部7日午前7時半~ 第二部14日午前7時半~