キッズ王国で昔話「さるかにむかし」上演へ
影絵サークル「きらっぴー親子劇団」けいこに熱

伊那市内の園児や小学生の親約20人でつくる伊那おやこ劇場の影絵サークル「きらっぴー親子劇団」(浦野しず子代表)は、来年2月末に市内である、子ども向けイベント「キッズ王国」で恒例の影絵を上演するため練習に励んでいる。
横浜市を拠点に全国で活躍する影絵劇団「かかし座」(後藤圭代表)の影絵に感動し、1999年に発足。本年度の演題は、おなじみの昔話「さるかにむかし(合戦)」で、9月上旬から、せりふ、歌、脚本のほか、人形や背景づくりを進めてきた。
10日、発足以来交流のある後藤代表が同市東春近の春近郷ふれ愛館を訪れ、初めての通し稽古を指導。後藤代表は「人形操作、音、演技のアンサンブルがうまくいけば、やっていて楽しくなるし、よいものが見せられる」と助言した。
浦野代表は「初めて昔話に挑戦するので少し心配だが、皆さんが楽しめるものをつくりたい。絵もきれいだし、人形もかわいいので、ぜひ見に来てください」と話している。