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伊那市地蜂愛好会巣コンテストで過去最高記録

中山さん7.3キロ 今年は豊作

伊那市地蜂愛好会巣コンテストで過去最高記録

 伊那市地蜂愛好会の会員が育てた地蜂の巣の重さを競うコンテストが、1日開かれ、過去最高の記録がでるなど、今年は豊作の年となりました。  会場となった伊那市のみはらしファーム駐車場には、会員23人が地蜂と呼ばれるクロスズメバチの巣を持ち込み、その重さを競いました。 段ボールに入った巣に煙幕を入れて中の蜂を気絶させ、1枚1枚丁寧に巣を剥がしていきます。  5月下旬から6月にかけて蜂追いをして巣を見つけ、毎日餌を与えながら自宅の庭などで育ててきました。  ここ最近は不作の年が続いていたということですが、今年は去年の優勝記録3.7キロを上回る巣が次々と運ばれてきました。  中でも富士見町の中山一さんの巣は、20段近くあり見物人の目をひいていました。  18回目となるこの大会で、中山さんは過去最高となる7.3キロを記録し、2位に3キロ近い差をつけて優勝しました。  会場では他に、とれたての蜂の子を使った料理が振舞われ、県外から来た観光客も味わっていました。  地蜂愛好会では、「天候に恵まれ最高の結果となった。来年にも繋がると思う」と話していました。

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