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中尾歌舞伎秋季定期公演 親子の情愛を描いた悲話

中尾歌舞伎秋季定期公演 親子の情愛を描いた悲話

 伊那市長谷中尾に伝わる中尾歌舞伎の秋季定期公演が1日、中尾座で開かれました。  今回の演目は、定期公演で5年ぶりとなる「奥州安達原 三段目 袖萩祭文の段」です。  平安時代を舞台に、親子の情愛を描いた悲話です。  駆け落ちして勘当された娘袖萩は、父の最期に一目会いたいと一人娘のお君を連れて両親がいる屋敷に出向きます。  袖萩は家のに入れてもらえず、雪が降る中門の外で父と母に不幸を詫びる祭文を語ります。  

初出演の森蔵之助くん

中尾歌舞伎秋季定期公演 親子の情愛を描いた悲話

今回の舞台では、美篶小2年の森蔵之助くんが初出演し、大舞台でも臆することなく演じ切りました。  後半は、見どころの1つでもある武士の立ち回りをそれぞれの役者が見事に演じ、お捻りが飛んでいました。  中尾歌舞伎保存会の西村寿会長は「人情ものの話しでお客さんの反応もよくうまくいってよかった」と話していました。    秋季定期公演の模様は、21日土曜日午前7時30分から伊那ケーブルテレビ12chで放送します。

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