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モバイルカリング手法で鹿を捕獲 説明会

モバイルカリング手法で鹿を捕獲 説明会

エサを撒いて鹿をおびき寄せ、車から鉄砲で撃つ手法「モバイルカリング」の現地説明会が10日、伊那市長谷で開かれました。 この日は、中部森林管理局の職員や長谷猟友会の会員などが伊那市長谷浦の国有林で、モバイルカリングによる鹿捕獲の説明会を開きました。 モバイルカリングは、エサを撒く班・林道のゲートを規制する班・捕獲する班・回収する班の4つの班で役割を分担して行います。 草を乾燥させて作ったエサにしょうゆを塗り、鹿をおびき寄せます。 車にハンターが乗り、鹿を撃って捕獲します。 一般的にくくり罠を使った捕獲が効果的と言われていますが、くくり罠には他の動物がかかることもあり、モバイルカリングは効率的に鹿を捕獲することができるメリットがあります。 中部森林管理局では4日から6日にかけて、この方法で4頭捕獲したということです。 中部森林管理局では、地域の農林業関係者と連携を図りながら、様々な捕獲技術を効果的に組み合わせることで、鹿の捕獲に繋げていきたいとしています。

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