箕輪中学校でICTを活用した授業公開
箕輪町の箕輪中学校では、県内の教育にICTの活用を普及するためのシンポジウムが13日に開かれました。 シンポジウムには、県内の教育関係者などおよそ160人が参加しました。 この日は6つのクラスで公開授業が行われました。 これは、学校教育にICTを活用した授業を取り入れ情報化を推進しようと県教育委員会が県内各地で開いていて、今年で2年目です。 箕輪中は、先進的な取り組みを行うパイロット校の県内6校のうちの1つに指定されていて、昨年度から学校にiPadを140台導入し、授業で活用してきました。 2年3組の教室では社会の授業が行われ、江戸時代の農民の暮らしについてiPadを使って調べていました。 岡谷市の中学校から参加した教員は「自分のペースで効率的に調べ学習ができていると感じた。iPadの導入を前向きに検討する機会になった」と話していました。 県教育委員会では、長野県は全国と比べて機器の導入が遅れているため、今後さらなる普及に努めていきたいとしています。