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2011/(水)

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地方の時代映像祭でICTが優秀賞

戦争に翻弄された女性の半生描く

地方の時代映像祭でICTが優秀賞

 伊那ケーブルテレビが制作した番組「祈り~加藤八重子さんの半生(はんせい)」が、大阪府で行われている第35回地方の時代映像祭の番組コンクールで優秀賞を受賞しました。  14日、大阪府の関西大学で行われた地方の時代映像祭で、番組を制作した伊藤秀男放送部長が表彰を受けました。  地方の時代映像祭で優秀賞を受賞した作品「祈り~加藤八重子さんの半生」は、7月に伊那ケーブルテレビで放送した30分の番組です。  戦争に翻弄された、伊那市の加藤八重子さんの激動の人生を振り返りました。  加藤さんは、満蒙開拓団の一員として旧満州に渡り、中国人と結婚。日本に帰国できたのは、昭和62年。大陸に渡ってから48年が過ぎていました。  地方の時代映像祭は、「地域」「地方」を新たな目で見直すために1980年から始められたドキュメンタリー作品の映像コンクールで、今回のコンクールには、NHKや民放、ケーブルテレビ局などから294作品が寄せられました。  伊那ケーブルテレビは50作品の応募があったケーブルテレビ部門で3局が選ばれる優秀賞を受賞しました。

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