上伊那年金受給者協会が高齢者のための福祉講座
年金受給者などでつくる上伊那年金受給者協会は、高齢者のための福祉講座を、伊那市のいなっせで、19日に開きました。 3年に1度開かれている講座で、会員160人が参加しました。 上伊那年金受給者協会は、安定した国の年金制度を守ってもらう事を目的に活動している全国組織で、県内には地域ごと6つの協会があります。 この日は、伊那年金事務所から受給の仕方や遺族年金などの話を聞いた後、福祉講座として認知症について講演がありました。 講師は伊那保健福祉事務所の田中由嘉里さんがつとめました。 田中さんは健康寿命を延ばすためにも認知症予防が必要と話し、予防策として「脳を健康にするためにウォーキングや水泳などの有酸素運動をしましょう」と呼びかけました。 上伊那年金受給者協会の黒河内将裕協会長は「会員どうし親睦を深め団結を図るきっかけにしていきたい」と話していました。