タニタ食堂の管理栄養士が箕輪町で講演
みのわ健康アカデミーの10周年イベントとして
カロリー計算や塩分コントロールなど、栄養バランスのとれた社員食堂のメニューが注目されている東京都の健康測定機器販売メーカータニタによる講演が、21日、箕輪町文化センターで行われました。 講演は、箕輪町の40歳から74歳までを対象とした健康づくり教室「みのわ健康アカデミー」の10周年を記念して行われたものです。 タニタの社員食堂は、カロリー計算しながら一汁三菜の食事でバランスよく栄養を摂取できるなどとして、テレビや雑誌に取り上げられ、注目を集めています。 21日は、管理栄養士の堀田幸代さんが「500キロカロリーで満腹になる定食のコツ」をテーマに話しをしました。 掘田さんは、「健康管理のポイントとして、図る→分かる→気づく→変わる のサイクルを紹介し、1回転で終わるのではなく何回も繰り返すことが重要」と話していました。 21日は他に、塩分を三分の一に控えたメニューの紹介や、体力測定が行われました。 みのわ健康アカデミーは、早いうちから健康づくりの習慣を身に着けようと平成17年度に開校しました。 10年間で451人が卒業し、今年は11期生35人が所属しています。 体力の向上以外にも、卒業後の医療費の減少といった効果が表れているということです。