雪質良好 初滑り
伊那・駒ヶ根の2スキー場今季オープン
伊那市西春近の「中央道伊那スキーリゾート」はオープン日の17日、県内の家族連れを中心にぎわった。入場者は約450人と例年に比べ大入りで、暖冬で開始が遅れた昨年に対して、「今季はよい滑り出し」と関係者も喜んでいる。
晴天に恵まれた初日は、神戸市の団体客30人をはじめ、県外からも多くの人が利用。滑走可能な限られたゲレンデで、スキーヤーなどが雪の感触を確かめながら楽しんだ。
オープン前日、気の早い地元客4人が訪れたことで、田中久実支配人は「期待されていることが分かった」と満足。「今後もサービスに心がけ、安心安全なスキー場を目指したい」と意気込んでいる。
全面滑走可能は20日以降、ナイター開始は22日を予定。営業は午前8時30分縲恁゚後4時25分。土日・祝祭日は午前8時縲恁゚後4時15分(29日竏苧・N1月5日のみ)。問い合わせは「中央道伊那スキーリゾート」(TEL73・8855)へ。
駒ケ根市の中央アルプス駒ケ根高原スキー場は17日、今季の営業を開始した。午前8時30分のオープンを前にスキーヤーやスノーボーダーら約50人が訪れ、好天の下で待ちかねた初滑りを早速楽しんだ=写真。愛知県から来たという男性(21)は「ここは雪質が良い。今日はゲレンデもすいているし、思い切り滑れてもう最高」と話していた。
オープンに先立って中央アルプス山ろくスキー教室のインストラクターらによるデモンストレーションが披露された。
17日に滑走可能となったのは全長500メートルのすずらんコースと、そり用のソリわくわくランドで、積雪は約40センチ。88年の開業以来初めてオープン初日からナイター営業も開始する。18日は「スキー子どもの日」で小人(小学生以下)は終日リフトが無料となるほか、オープニングサービスとして22日まで一日リフト券を2千円(平常大人3500円、小人2800円)で販売中。同スキー場は中級者向けのしらかばコースの滑走開始を24日ごろと見込んでいたが、18日にも開放できるかもしれないと話している。問い合わせはTEL83・4000へ。