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厩稲荷の奉納品 宮田村で新たに発見

厩稲荷の奉納品 宮田村で新たに発見

 伊那市高遠町の旧高遠城内に存在した稲荷社のうちの一つ、厩稲荷の奉納品が宮田村で新たに見つかりました。  11月25日は奉納品を所蔵する小田切康彦(おたぎりやすひこ)宮田村長宅で公開されました。  今回見つかったのは、厩稲荷に奉納された馬具など13点です。  小田切村長宅では、去年3月にも厩稲荷の奉納品およそ100点が見つかっています。  明治5年高遠城の取り壊しの際に小田切家に一括で移されたとされています。  今回発見された奉納品はすべて「獅子道具箱」の中に入れられていました。  箱には天保5年と書かれていて、奉納した人の名前も記されています。  去年見つかったものと奉納年が同じことから、一連の物とみられるということです。  宮田村教育委員会によると、200年もの間、一括で残されているのは珍しく、高遠藩を研究する上で貴重な資料だとしています。  去年見つかったものも含め、一連の奉納品を今年中に県教育委員会に県宝として申請する予定です。

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