伊那市社協が進める「まちの縁側」事業 登録順調
中心市街地でも広がり
伊那市社会福祉協議会が進める少人数が日常的に集う場「まちの縁側」が、順調にその数を増やしています。 3日は、伊那市のふれあい~なで登録された縁側に贈るための「看板」づくりが行われていました。 看板は、ますみヶ丘で間伐したアカマツから作られたもので、一つ一つ丁寧に、スタンプを押していました。 伊那市社協では、今年7月から、「まちの縁側」づくり事業に取り組んでいます。 日常的に人が集まる場所を認定することで、すでにある自然に生まれた住民同士のつながりを評価するとともに、日常的なコミュニティを再構築しようというものです。 これまでに個人の庭や離れ、商店の店先など15か所が登録されていて、順調に数を伸ばしています。 取り組みに呼応して、伊那市の中心市街地では、多くの商店が「まちの縁側」に登録しようという動きが出ています。 すでに縁側に登録している店の他に、伊那まちの再生やるじゃん会が中心となり、20店舗ほどに声がかけられています。 伊那市社協ではまず100か所の登録を目指したいとしています。 公民館、学校、自宅、神社の森、お店の中など、あらゆる場所が縁側の候補になるとしています。 問い合わせ 伊那市社協 電話73-2541