木下山車飾保存会 製作進む
来年1月9日と10日に行われる箕輪町南宮神社初祭りに向け、木下山車飾保存会は、山車飾の製作に取り組んでいます。 神社境内にある祭典準備室で連日製作が行われています。 山車飾りは、明治の初めころ、高遠から木下に養子に入った青年が、「高遠の山車飾りのようなものを祭りに飾ったらどうか」と提言したことが始まりとされています。 今年のメインの一つは、大阪夏の陣をモチーフにしたもので、真田幸村が徳川家康の本陣まで攻め入る場面です。 5日は地元の小学生でつくるスマイル山車クラブのメンバーも製作にとりくんでいました。 とんちで有名な室町時代の僧、一休さんを題材に、人形と屏風を作ります。 子供達は、保存会の会員からアドバイスを受けながら製作していました。 来年の干支サルにちなみ、17日には、JR飯田線木ノ下駅前に長谷に伝わる民話、孝行猿の山車が展示されます。 今年は境内と駅前合わせて6舞台が展示される予定です。