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行政がいい湯だな会へ 正規料金での入浴を提案

行政がいい湯だな会へ 正規料金での入浴を提案

 2013年に営業を終了した伊那市の銭湯「菊の湯」の利用者でつくる「いい湯だな会」と行政との懇談会が8日いなっせで開かれ、行政側から利用者の入浴料を正規の600円とする提案がありました。  8日は、利用者や市議会議員、伊那市、伊那市観光㈱が参加し、懇談会が行われました。  菊の湯の廃業に伴い、伊那市観光㈱が運営を行っている西箕輪のみはらしの湯まで無料送迎バスが運行しています。  バスは現在週3日運行していて、平均乗車数は33人です。  みはらしの湯の正規入浴料は600円ですが、バスの利用者は回数券などを利用して1回390円で入浴しています。  伊那市観光㈱では、現在の価格だと無料送迎バスの費用が賄えないとして、正規料金600円での入浴を提案しました。  参加者からは、「経済的に困る」「施設でご飯を食べたりすることもあり、消費効果もあるのでは」「入浴困難者に対して福祉としてのサポートがあってもいいのではないか」などと意見が出ました。  行政側は、「入浴料は意見を踏まえ検討する。利用者が増えればピストン運行なども考えられるので、声掛けをしてほしい」としました。

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