箕輪町で空き家の全戸調査開始
実態を把握して適正な管理や活用に
空き家の実態を把握し適正な管理や活用につなげるための全戸調査が、14日から箕輪町で始まりました。 この日、町が調査を委託している長野市の㈱協同測量社が天竜川東側の東部地区で調査を行いました。 調査員は腕章をつけ、空き家の目視調査と写真撮影を行います。 目視調査では、屋根や基礎など建物の状態やごみなどの管理状況を確認します。 調査は、町内の空き家の実態を把握し適正な管理や賃貸などの有効活用を図ろうと行われるものです。 町では水道の利用状況から町内に千戸ほどの空き家があるとみています。 来年1月上旬まで北小河内・南小河内などの東部地区、1月上旬からは下古田・上古田などの西部地区、1月中旬からは、木下・松島などの市街地で調査を行う予定です。 調査結果は来年4月に設置が予定されている空き家対策協議会が策定する計画に反映させるほか、実態をまとめた台帳を作成し、所有者の意向で賃貸や売却などができるものについては空き家バンクに登録をしていくという事です。