箕輪ダムの小水力発電 「慎重かつ積極的に」
町議会一般質問で白鳥町長が答弁
県が今月7日に計画を示した箕輪ダムの小水力発電について、箕輪町の白鳥政徳町長は「町としても慎重かつ積極的に進めていきたい」との考えを14日に示しました。 県は箕輪ダムで小水力発電を導入する計画を7日に示しました。 飲料用の水とは別に、ダムから流れる沢川に放流する水を活用して発電するもので、発電後は河川に水を戻すため、水量に影響はないということです。 沢川の水は、地元の長岡、南小河内、北小河内にある水利組合が農業用水などに活用しています。 14日に開かれた町議会一般質問で白鳥町長は、「箕輪ダムは町の重要資源。自然エネルギーの活用の他にも地元の水利権者への影響も考えながら、慎重かつ積極的に進めていきたい」と話しました。 発電事業について町や地元住民を含めた研究会が設置される予定で課題などを整理して検討を進めていくという事です。