伊那スキーリゾート安全祈願祭
雪不足 オープンは早くて23日
雪不足のため18日のオープンが延期となった伊那市西春近の伊那スキーリゾートで、17日安全祈願祭が行われました。 17日の朝降った雪が薄く積もったゲレンデに向かって安全祈願が行われました。 スキーリゾートや伊那市、地元の関係者40人ほどが出席し、神事を行ってシーズン中の安全を祈りました。 今年は、暖冬の影響で人工の雪づくりも見合わせたため、18日のオープンは延期しました。 これほど暖かく、雪もなく、オープンがずれ込むのは10年に1度ということです。 18日晩は、雪づくりに必要なマイナス3度まで気温が下がりそうだということで、今シーズン初めての雪づくりを行う予定です。 伊那スキーリゾートでは、早ければ23日、遅くても26日には、オープンしたいと話していました。 長野地方気象台によりますと、17日の最低気温は1.2度で、平年より5度高い11月中旬並みとなりました。 しかし日中の最高気温は5.4度までしか上がらず、1月上旬並みの寒さで、雪も舞いました。 18日は冷え込みますが日中は晴れる見込みです。 ただ、来週はエルニーニョの暖冬傾向で再び暖かくなる見込みで、寒波は、年末に一時的におとずれるのではないかとみています。