東京農大の学生が漆戸醸造で住み込み実習
25日までおよそ2週間
伊那市西町の造り酒屋・漆戸醸造で、東京農業大学の学生が、住み込みで酒造りについて学んでいます。 漆戸醸造に14日から実習に訪れているのは、東京農業大学醸造科学科の3年生、酒井 智子さんと、湊 涼夏(すずか)さんの2人です。 漆戸醸造社長の漆戸正彦さんと、弟で杜氏の貴彦さんが、ともに東京農大出身で、毎年、学生を受け入れていて13年目です。 17日は、出来上がった麹の熱を冷まし、湿度を下げる「手入れ」という作業や、発酵を均一化させる櫂入れなどを行っていました。 実習は、全国47か所の酒蔵やみそ蔵などで受け入れていて、上下伊那では漆戸醸造だけだということです。 学生たちは25日まで滞在し、酒造りの一通りを体験します。