青野恭典さん 東北地方で撮影した作品の展示会
東京都在住の山岳写真家、青野恭典さんが東北地方で撮影した写真の展示「みちのく光彩」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、青野さんが40年以上に渡り東北地方に足を運んで撮影した作品60点が並んでいます。 青野さんは、高原や海岸、雪山などから感じた自然の豊かさやたくましさを伝えようと写真を撮り続けているということです。 今回は、東日本大震災の被災地で撮影した写真のコーナーも設けました。 青野さんは、震災の2日前にフォトコンテストの表彰式のため東北地方を訪れる予定でしたが、偶然にも表彰式が延期となり、震災にも遭いませんでした。 思い入れのある東北にエールを送ろうと今回このコーナーを設けました。 青野さんは「建物は無くなってしまったが自然は変わらず元気に在り続けている。被災地の自然の力強さを感じてもらいたい」と話していました。 青野恭典さんの写真展「みちのく光彩」は、来年3月13日まで伊那市のかんてんぱぱホール常設展示場で開かれています。