東春近保育園 園舎完成
年明けから新しい園生活
建物の老朽化と保育園の統合により建設が進められていた伊那市の東春近保育園の園舎が完成し、26日、地域住民を対象にした見学会が開かれました。 東春近中央保育園の園児は、年明けの6日から新園舎での生活を始めます。 26日は、園舎完成式が行われ、来年4月に統合する東春近中央保育園と南部保育園の年長園児54人が歌を披露しました。 東春近保育園は、中央保育園の東側に新たに建てられたもので、木造平屋建てで延床面積はおよそ1,360平方メートルです。 屋根には太陽光パネルが設置された他、ペレットボイラーが導入されています。 室内は、全長52メートルの長い廊下が特徴で、保育室7室と未満児室が2部屋あり定員は150人です。 建物の建設にかかった費用は、5億6千万円となっています。
東春近中央保育園 園舎とのお別れの会
26日は東春近中央保育園で園舎とのお別れ会が開かれました。 東春近中央保育園は、昭和31年に春近神社の隣に開設。 現在の園舎は、昭和53年に建てられました。 昭和31年の保育園開設時に入園した井上康良中組区長は、「子ども達の素晴らしい笑顔と保護者の力を結集して、さらにすばらしい保育園を作っていってもらいたい」と祝辞を述べました。 集まった人達は、思い出の詰まった園舎の壁にメッセージを描いていました。 東春近中央保育園の園児は来年1月6日から、南部保育園の園児は新年度から新しい園舎で過ごすことになっています。