上戸のでえもんじ 花飾りづくり
でえもんじ建ては14日早朝
伊那市西箕輪の上戸(あがっと)に伝わる小正月の行事「でえもんじ」に使う花飾りとしめ縄づくりが6日夜公民館で行われました。 午後7時すぎ。 上戸公民館です。 6日は、上戸南部の8つの組の組長ら15人が参加して花としめ縄づくりが行われました。 でえもんじは、毎年1月14日に長さ12メートルあまりの柱を集落の中心部の三ツ辻に建てる伝統行事です。 その柱を飾るのが、色がみで作った花で、しめ縄は、道祖神や柱を引く縄に飾られます。 花としめ縄は、毎年こうして組長や役員が作り、当日に備えます。 6日の参加者の中で最も年長者の鈴木明生さん。 慣れた手つきで花を作っていました。 一方鈴木孝太さんは、27歳と最も若く、先輩たちから縄のない方を教わりながら作業を進めていました。 伊那市上戸のでえもんじは、カレンダーに左右されることなく、今年も14日の早朝に建て、20日の早朝に下ろします。