箕輪南小 百人一首大会白熱
市村姉弟が1位と2位に
箕輪町の箕輪南小学校で毎年恒例の百人一首大会が、8日開かれ、全校児童が熱戦を繰り広げました。 大会は、1対1でおこなわれます。 全校児童99人が、対戦相手と向き合います。 去年の成績で実力順に並んでいて、こちらが最下位、そしてこちらが最上位です。 対戦が終わると、勝った人は一つ前に進むことができ、負けた人は、一つ下がり対戦相手を変えていきます。 使われている札は、100枚を5色に塗り分けたもので、1試合ごと1色20組を取り合います。 百人一首大会は、箕輪南小のこの季節の伝統行事です。 伝統文化に触れ、全校の一体感を強めようと行われています。 以前は、一つの場で数人が札を取る形式でしたが、5年前からこの5色の百人一首を取り入れ、より競技性が高くなっています。 青が3回、ピンクが3回、後の色は2回の、合わせて12回対戦が行われました。 去年の優勝者、4年生の市村 小都さん。次々と新たな挑戦者が現れますが、1位の座をまもり続けます。 何度も勝ち上がって1位に挑戦するのは、小都さんの弟の2年生 恭助くん。しかし小都さんも譲りません。 全試合が終わり、小都さんが1位、恭助くんが2位でした。 4位入賞者までにはメダルが贈られ、全校児童から拍手が送られていました。