老松場の丘の古墳 測定結果聞く
伊那市の東春近小学校の6年生が去年測量を行った東春近の老松場の丘・古墳公園の1号古墳について、12日現地で測量結果の説明が行われました。 12日は6年生65人が、伊那市創造館の学芸員濱慎一さんから測量結果を聞きました。 東春近小6年生は、今年度から総合学習で老松場の丘・古墳公園の整備に取り組んでいて、その中で1号古墳が「前方後円墳」ではないかと考え、去年12月に測量しました。 一号古墳は、全長さおよそ30メートルで、6世紀から7世紀につくられたとされています。 濱さんは「この古墳は、伊那市史では双円墳とされていますが、測量結果からすると、上伊那で2つ目となる前方後円墳の可能性が高い」と説明していました。 濱さんによりますと「双円墳はこれまで日本に1つしか認められていないということです。 伊那市教育委員会では、今後有識者の意見も踏まえ、検証していくということです。