小河内神社御筒粥の神事 世の中「六分七厘」
箕輪町の小河内神社で、今年の農作物の出来や世相を占う御筒粥の神事が17日に行われ、今年の世の中は去年より三厘下がって「六分七厘」となりました。 神事は今年1年の五穀豊穣を願う小河内神社の祈年祭で毎年行われています。 朝6時に釜を火にかけ、2時間ほど煮たてました。 午前8時すぎ、北小河内と南小河内の住民でつくる総代会のメンバーが見守る中、釜の中から筒が取り出されました。 筒は葦の茎を21本束ねた物で、筒に入った米粒の数で、今年の農作物の出来や世相を占います。 占いの結果、世の中は、去年より3厘下がり六分七厘でした。 水稲は早生が上々で、そのほか、ささげ、リンゴ、大豆が上々となっています。 神社関係者は「ひとつの将来の見通しが出た。結果を参考にして今年1年、共々に頑張っていきたい」と話していました。