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1911/(火)

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雑穀シコクビエ入り「野のものクラッカー」新開発

雑穀レストラン野のものと上伊那農業高校作物班が共同開発

雑穀シコクビエ入り「野のものクラッカー」新開発
雑穀シコクビエ入り「野のものクラッカー」新開発

伊那市長谷の雑穀レストラン「野のもの」と上伊那農業高校の生徒が共同で雑穀シコクビエを使った「野のものクラッカー」を新しく開発しました。 25日は伊那市の伊那商工会館で野のもの代表の吉田洋介さんと上農高校作物班の生徒、また製造を担う社会福祉法人長野県社会福祉事業団「ほっとワークスみのわ」が商品発表会を開きました。 クラッカーはシコクビエと小麦粉を原料としていて薄焼きでパリパリとした食感となっています。 吉田さんと上農生が味や大きさなど意見を出し合いながら完成させました。 吉田さんによりますとシコクビエを栽培しているのは国内でも数人しかおらずカルシウムやミネラルを含み栄養価が高いということです。 クラッカーは月に100個作る計画でそのうち「ほっとワークスみのわ」が50個を担当しています。 吉田さんは長谷の畑およそ10アールで年間およそ160キロのシコクビエを栽培しています。 資金を集め増産を図る計画で耕運機を購入するほか貯蔵庫も建設する予定です。 「野のものクラッカー」は伊那市荒井のワイルドツリー、伊那市日影のヒナタヤ、伊那市長谷の野のもので販売され1箱20枚入り税込700円となっています。

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