アルプス中央信用金庫 景況調査
今期業況は回復しつつある
アルプス中央信用金庫が行った中小企業の景況調査によりますと、去年10月から12月までの業況について「新興国経済の減速の影響などがみられるものの、穏やかに回復しつつある」としています。 景況調査は、上伊那を中心とした取引先210社に対しアンケートを行ったものです。 景気が良かったとする企業は18.6%、悪かったとする企業は40.4%で、好転から悪化を差し引いた業況判断指数はマイナス21.8となりましたが、前期より3.1ポイント改善しています。 来期の業況判断指数は、マイナス36.9となっていて、今期より15.1ポイント悪化するとみています。 また、今年1年の経営見通しについては、良いと答えた企業の割合は13.9%、悪いと答えた企業の割合は半数以上の51.9%となっています。