企画展「伊那市創造館と秘密の書庫」
今の伊那市創造館、旧上伊那図書館の歴史がわかる資料や伊那市保管の書籍が並ぶ企画展「伊那市創造館と秘密の書庫」が27日から始まりました。 創造館の第17回企画展として開かれたもので、旧上伊那図書館の歴史がわかる設計図や文書、伊那市保管の書籍が展示されています。 旧上伊那図書館は、昭和5年に建てられ、85年目となります。 展示では上伊那図書館建設のため多額の寄付をした辰野町出身の実業家武井覚太郎に関する資料もあります。 武井覚太郎は製糸業の視察に欧米を訪れた際、図書館などの建造物も見学していて、その資料も見ることができます。 また、書籍コレクションでは、伊澤修二が読んでいた本を集めたコーナーなどがあります。 書庫も解放され、旧上伊那図書館の蔵書や伊那市で保管している本など、明治時代以降の本を読むことができます。 伊那市創造館と秘密の書庫は、5月30日まで開かれています。