上伊那各地で節分行事
3日は節分です。各地で節分の行事が行われました。 このうち南箕輪村沢尻の恩徳寺では大護摩祈祷と福豆まきが行われました。 毎年恒例の節分会は厄除けや家内安全、商売繁盛などを願う人達が訪れ午前6時から午後5時まで8回行われました。 正午の祈祷では、およそ80人が本堂に入りました。 祈祷が始まると護摩がたかれ、参拝者は手持ちバッグなどを差し出し燃え上がる炎にかざしてご利益を求めていました。 祈祷の後には恒例の福豆まきが行われました。 恩徳寺では、「鬼でも改心すれば仏になれる」とした成田山の教えにより「福は内」しか言わないのが習わしだということです。 升を持った厄年の人たちが、福豆や銀杏などをまくと集まった人たちは福を招き入れようと一斉に拾い集めていました。 訪れたある人は「今年一年、家族が健康で平和な年であってほしいです」と話していました。
南箕輪村公民館の子育て学級「すくすく玉手箱」で豆まきが行われました。 教室には村内の未就園児とその母親約40人が集まり、豆まきをしました。 最初に村のイメージキャラクターのまっくんが登場し豆まきの練習をしました。 子供たちは、まっくんが引く鬼の絵が描かれた段ボールめがけて、ボールを投げていました。 その後、鬼に扮した公民館の職員が登場すると子供たちは「鬼はそと」言いながら鬼に向かい大豆を投げていました。 南箕輪村公民館の清水道直館長は「泣き虫鬼や病気鬼などを退治し、元気な子供に育ってほしいです」と話していました。