中ア国定公園化研究部会 初会合
中央アルプス県立自然公園の国定公園化について研究する部会の初会合が伊那合同庁舎で9日、開かれました。 中央アルプス国定公園化研究部会は、国定公園化について研究し、観光振興や山岳観光などの推進を図ろうというものです。 中央アルプス周辺の上下伊那、塩尻、木曽の自治体や観光連盟などで組織する中央アルプス山岳観光協議会が設置したものです。 部会では、中央アルプス県立自然公園の現状や課題について意見を交わす他、国定公園化することのメリットやデメリットなどについて研究を行います。 部会長には、駒ヶ根市の産業部の萩原浩一部長が選任されました。 来年度県は、中央アルプス一帯の動植物や地形地質、観光客数などの調査をし、研究部会に報告していくとしています。 9日は、東京農工大学教授の土屋俊幸さんが国定公園についての講演を行いました。 次回の研究部会は5月下旬に開かれることになっています。