間伐材の効率的な搬出作業学ぶ
木材として販売目指し
伊那市ますみヶ丘の住民有志グループ「西地区環境整備隊」と、組立式の木製キットづくりに取り組んでいるキーズプロジェクトは、ますみヶ丘マレットゴルフ場で木材の搬出についての講習会を21日開きました。 講習会は、現在はほぼ薪として利用されている間伐材について、状態の良いものは販売し森林整備活動の資金を得ていこうと初めて開かれました。 伊那市の「森の技」共育研究所の藤原祥雄さんが講師を務め、グループのメンバーおよそ20人が参加しました。 参加者は搬出専用の機械を使った効率的な作業の進め方を教わりました。 藤原さんは、木材にワイヤーをかけるときは、金具よりも太い木の枝を使った方が作業時間の短縮につながる事や、トラックへの効率的な木の並べ方を紹介しました。 また、材として価値をあげるためには、枝をすべて切り落とす事や、根本はまっすぐに切り落とす事が大切とアドバイスしていました。 今回搬出したアカマツは、キーズプロジェクトに販売することになっています。