西箕輪小学校で脳卒中予防教室
両親や祖父母の異変に気付いて
両親や祖父母の異変に気付き、脳卒中の早期発見や予防につなげる子ども向けの教室が、伊那市の西箕輪小学校で行われました。 小学生が対象の脳卒中教室は、県内でも初の取り組みです。 25日は、6年生の児童69人を対象に教室が開かれました。 子どもたちから脳卒中予防につなげようと、伊那市が初めて開きました。 国立循環器病研究センターが制作した脳卒中啓発のアニメーション映像が上映されました。 アニメを見終わったあとは、チラシが配布され、脳卒中の前兆として、顔がゆがんだり、ろれつが回らなくなるなどの症状が出ることなどが紹介されました。 伊那市では、「異変に気づいたら、勇気をもって救急車を呼んでください。みなさんの行動で、家族を助けてあげてください」と呼びかけていました。 西箕輪小の田上 早矢香教諭は「知識を身につけることはとても大切。学んだことを家族にも伝えてほしい」と話していました。 西箕輪地区は国保の加入率が高いことや、祖父母と住む世帯が比較的多いことから、今回、西箕輪小で教室が開かれました。