伊那市来年上下水道料金値上げへ
7月に審議会に料金改定案を諮問
伊那市は来年4月から水道料金と下水道使用料の値上げをしたい考えです。 水道料金、下水道使用料とも基本料と使った量による従量料金で課金されていますが、人口減少や節水機器の普及などで使用量の減少傾向が続いているため基本料金の割合を増やす考えで、多く使う人ほど単価が高くなる傾向も緩和します。 下水道使用料は、下水道事業経営健全化計画によるシミュレーションで、平成29年度は15%の値上げが必要だとしています。 今年度の決算は、上水道事業は6,200万円の黒字、下水道事業は、5,000万円の黒字となる見込みですが、市では、老朽化施設の更新や起債の償還がこれからピークを迎えることから、来年4月からの値上げにふみきりたい考えです。 値上げ幅などの具体的な料金改定案は、7月に審議会に諮問する予定です。