伊那小6年秋組 3月8日に卒業公演
民話の人形劇を伊那文化会館で
伊那小学校6年秋組は、3月8日に伊那文化会館で民話を題材にした人形劇を卒業公演として披露します。 出し物のひとつ、伊那市高遠町に伝わる夫婦岩の一場面です。 3月8日の公演まで残すところ10日あまりとなり、児童たちは26日も稽古にはげんでいました。 卒業公演で披露する人形劇は、この「夫婦岩」のほかに伊那市長谷に伝わる「孝行猿」、横山に伝わる「お子安さま」の3つの民話です。 秋組の児童たちは、5年生のころから伊那市に伝わる民話の調査をはじめ、粘土を使って立体的な人形も製作。 35の民話を地図に落とし、ひとりひとりがカードも作りました。 稽古では、子どもたちどうしで意見を出し合い、完成度を高めています。 より本格的な劇にしようと、伊那文化会館の伊那谷演劇研究所認定演劇アドバイザー阿部裕吉さんに指導も依頼し、稽古にはげんでいます。 阿部さんは、「セリフを言うときは下を向かない」「人形の動きにメリハリをつけて」などと注文をつけていました。 卒業公演は、3月8日。 秋組では、「民話のすばらしさを伝える最後の場となるので、1人でも多くの人に見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。