GABA米の消費拡大へ研修会
健康に良いとされている機能性表示食品「GABA米」を幅広く周知していこうと伊那市のJA上伊那本所で研修会が8日、開かれました。 GABA米は、米に含まれるギャバを生かすよう加工したものです。 研修会は、ギャバ米の消費拡大などを促進しようと開かれたもので農業関係者40人が参加しました。 JA上伊那では、6次産業化の一環で、県内でも有数の収穫量を誇る上伊那産のコシヒカリの付加価値を高めようと2014年11月からギャバ米の試験販売を行っています。 8日は、上伊那などのギャバ米を手掛ける会社の水野英則さんが特徴や機能成分などについて話しました。 水野さんは「ギャバを含んだサプリメントや菓子、飲料などの商品が増えてきている。血圧を下げたりストレスを軽減したりする効果が期待できる」などと解説していました。 また、8日は料理研究家の横山タカ子さんによるギャバ米の特徴を生かした料理の提案会も開かれました。 ギャバ米大豆ごはんの他、上伊那産の野菜を使ったおかずや汁物を作りました。 JA上伊那では、さらに継続して販売を行いギャバ米の消費拡大を図りたいとしています。