常円寺で針供養
使えなくなった針に感謝を込めて
折れたり、曲がったりして使えなくなった縫い針を供養する針供養が8日に伊那市の常円寺で行われました。 今日は上伊那和裁連盟と日本和裁士会のメンバー22人が針供養を行いました。 メンバーは使えなくなった針に感謝と上達の願いを込めて、こんにゃくに針を刺していきました。 針供養は、上伊那和裁連盟が発足した1968年から毎年行われています。 全国的には12月8日か2月8日に行われる針供養ですが、常円寺では近年は暖かくなるのを待って3月8日に行われています。 常円寺の角田泰隆住職は、「あらゆるものに命があることを大切に思い、これからも伝統を受け継いでいってほしい。」と話していました。