伊那ケーブルテレビ FTTH化4月から
伊那市西町の伊那ケーブルテレビジョン㈱は局舎から加入世帯までの全てを光化するFTTH化工事を4月から始めます。 24日は、向山賢悟社長や施工業者などが、坂下神社で工事の安全を祈願しました。 伊那ケーブルテレビは、伊那市、箕輪町、南箕輪村の2万6000世帯が加入していて、加入率は65%です。 伊那ケーブルテレビの現在のセンター設備です。 光ケーブルと同軸ケーブルを組み合わせたシステムでサービスを行っていますが、設置から15年を経過するものもあり、FTTH化を行うことになりました。 FTTHは、ファイバー トゥー ザ ホーム の略で、局舎から加入世帯までを繋ぐすべてを光化する工事です。 これにより、BS放送がパススルーで見られるようになり、高速インターネットが提供できるようになるほか、2018年に実用放送が予定されている高精細の4K放送にも対応が可能となります。 FTTH化の工事は、4月から旧伊那市エリアを皮切りに、2019年まで順次行われ、早いところでは、今年の秋からサービスをはじめます。 事業費は30億円を見込んでいます。 FTTH化に伴う料金の値上げなどは予定していません。 なお、県内で、エリアを全面的にFTTH化するのは伊南エリアのエコーシティ・駒ヶ岳に続いて、伊那ケーブルテレビジョンが2例目となります。