富県北福地 御柱の見立てと山出し
4月3日に里曳きと建て御柱
4月3日に里曳きと建て御柱が行われる伊那市富県北福地で、26日、御柱の見立てと山出しが行われました。 見立て式では、一之柱から四之柱までの御柱4本が決まり、清めの神事を行いました。 北福地の御柱は、起源は分からないということですが氏子が代々行っていて、平成4年からは区をあげて実施しています。 見立てが終わると、安全を祈願する木遣りが奉納されました。 1番太い1之柱が切り倒されると、ロープをくくりつけ集まったおよそ50人が力を合わせて斜面から引きあげます。 木遣りの掛け声に合わせ、直径40センチほどの御柱が引き上げられました。 引き上げられた御柱は、氏子らによって木の皮がむかれ、北福地集落センターに安置されます。 4月3日の正午からは里曳きが行われ、北和田集会所から諏訪社までの600メートルを曳行します。 その後、午後2時30分からは建て御柱が行われることになっています。