「信州・伊那ローメン物語」完成 県内の書店で販売始まる
歴史や活動が初めて一冊の本に
ローメンの歴史やそれを通じてのまちおこしをまとめた書籍「信州・伊那ローメン物語」がこのほど完成しました。 3月下旬から県内の書店で販売が始まっています。 28日、伊那ローメンズクラブのメンバーが、前会長の正木金内衛さんが営む、伊那市前原の食堂萬楽で記者会見を開き、書籍の完成を発表しました。 「信州 伊那ローメン物語」にはローメン誕生からこれまでの歴史、伊那ローメンズクラブの活動などが掲載されています。 著者の山口真一さんは長野市出身で県内の地域おこし活動をテーマに執筆活動を行っています。 伊那ローメンズクラブの活動を知った山口さんが2年間かけて取材をしてまとめました。 地元の学校給食への提供やイベントの開催のほかB1グランプリへの出場など、地域に根差した活動から全国へ発信するための活動まで、様々な取り組みが紹介されています。 クラブが協力した伊那中学校のギネス挑戦も掲載されました。 ローメンの情報を1冊にまとめた書籍は初めてで、ローメンズクラブでは、歴史を記録し語り継ぐためにも有効に活用していきたいとしています。 「信州・伊那ローメン物語」は、南信地域を中心とした県内の書店や伊那ローメンズクラブ加盟店で販売が始まっています。 初版は1,000部発行されていて価格は1,500円(税別)です。