新築移転 伊那緑ヶ丘幼稚園竣工
認定こども園で未満児保育も可能に
認定こども園として新築移転が進められていた私立の伊那緑ヶ丘幼稚園が伊那市西町の小黒川パーキングエリア近くに完成し、30日、竣工式が行われました。 この日は宮原(みやはら)光生(みつお)理事長など関係者がテープカットをして、園舎の竣工を祝いました。 伊那緑ヶ丘幼稚園は、これまでは山寺にありましたが、西町に園舎を移転・新築しました。 もともとあった雑木林を一部残し、スパイダーネットや、トンネルなど、自然の中で遊べる環境を整備しました。 建物は、1160平方メートルです。 幼稚園では、3歳未満の子どもを預かることはできませんが、今回、認定こども園に県から認可され、未満児保育も行います。 定員は117人で、4月からは、年少・年中・年長園児が58人、未満児20人の、合わせて78人を受け入れます。 また、山や川、草花などとふれあう自然型保育クラスを新たに設けました。 このクラスには、現在、年少の4人が通う予定です。 竣工式では、年長と年中の園児が、歌を歌い、風船を飛ばして完成を祝いました。 総事業費は、約3億6000万円で、県や市から合わせて2億2千万円の補助を受けています。