狐島区自主防災訓練 隣近所で助け合いを
伊那市狐島区の自主防災訓練が3日に行われました。 今年は「隣近所の助け合い」に重点を置き、組単位で集まる「一時集合場所」が初めて設けられました。 午前7時に、震度6強の大地震が発生したとの想定で防災無線が流れると、区民は組毎に指定された「一時集合場所」に集まりました。 西常会9組はAFAS伊那が集合場所になっていて、14世帯中11世帯が集まりました。 来なかった住民は、組長が安否確認のため自宅を訪れ、全ての世帯の状況を把握した後、常会長に報告します。 防災本部が設置された狐島第一公民館には、区内に4つある常会の常会長が区長に状況を報告しました。 その後、公民館では、けがの手当てやAEDの使い方の講習が行われました。 狐島区では、東日本大震災後毎年内容を変えながら自主防災訓練を行っています。 今後も区民全員の防災意識が高まるよう訓練を続けていきたいとしています。