伊那で公演のスイス合唱団が市役所で歌声披露
市の職員の前でア・カペラ2曲
14日夜、伊那市でコンサートを開くスイスのアカペラ合唱団が、公演を前に市役所で歌声を披露しました。 この日、市役所で歌声を披露したのは、スイスの都市ヴェッティンゲンで活動するアマチュア・アカペラ合唱団「ヴォカペラ ヴェッティンゲン」のメンバー35人です。 市役所では2曲を披露しました。 正午から演奏が披露され、休憩中の市の職員などが演奏を聞きました。 指揮者は、静岡県出身の太刀川(たちかわ)昭(あきら)さんです。 合唱団が発足して30周年を迎えることから、太刀川さんのふるさと日本で公演することになりました。 今回、国内で公演するのは、太刀川さんの出身地静岡と、伊那の2か所です。 日本の合唱団とのジョイントコンサートを希望していた太刀川さんは、東京芸大の招聘教授から、伊那市生涯学習センターでコーディネーターを務める北沢理光さんを紹介され、伊那での公演が決まりました。 今夜のコンサートでは、演奏会のために発足した伊那の女声合唱団「吾木香」と共演します。 コンサートは、14日夜、いなっせで開かれました。 スイスの合唱団一行は、10日から日本を訪れていて、東京や京都、広島など各地を観光し、23日にスイスに帰国する予定です。