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1911/(火)

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柴和彦さん 「木の渓流魚展」開催

柴和彦さん 「木の渓流魚展」開催

 箕輪町松島で木彫りの作品を製作している柴和彦さんの作品展「木の渓流魚展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、イワナやヤマメ、アマゴなどの木彫り作品およそ300点が並んでいます。 全て1年以内に製作された近作です。 これらは、箕輪町松島の自宅脇に、工房渓の奏を構える柴和彦さんの作品です。 柴さんは、趣味の渓流釣りがきっかけとなり、木で魚を表現しようと56歳の時に会社を早期退職し本格的に木彫りを始めました。 体長43センチのイワナと32センチのヤマメは、魚の泳いでいる姿や歯の細部にまでこだわり、今にも動き出しそうです。 柴さんは、去年から県内の公募展に作品を出品していて、アマゴの作品は、去年秋の工芸美術展で入賞しました。 魚の表面にある「側線」と呼ばれる線と、アマゴにある赤い斑点にこだわったということです。 工房渓の奏「木の渓流魚展」は21日(木)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。

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